Wi-Fiルータ(無線LANルータ)は、1つのメーカーで数種類(5種類以上)あり、なかなか決められないですよね。
いろいろ細かなことを説明されても何のことかが分からない。
今回、バッファローWi-Fiルータの購入の決め手となるポイントを説明し、あなたに合ったオススメ機種を紹介します。
他のメーカでも考え方は同じです。
今回紹介した”S”と”B”で終わる機種の違いは、ネット脅威ブロッカーソフトが付いているかだけでハードウェア本体は同じものです。”B”が後に出たものです。
安いほうを買っても問題ありません。
WXR-6000AX12S と WXR-6000AX12B
WXR-5700AX7S と WXR-5700AX7B
WSR-5400AX6S と WSR-5400AX6B
WSR-3200AX4S と WSR-3200AX4B
WSR-1800AX4S と WSR-1800AX4B
“S”と”B”で終わる機種の違い
・”S”にネット脅威ブロッカーが付属しています。
・”B” には、ネット脅威ブロッカーが付いていません。
ネット脅威ブロッカーは、1年間だけの無料ライセンスです。
私の機種にも付いていましたが使いませんでした。(利用するには意図的に有効にする必要があります。)
バッファロー ネット脅威ブロッカーは、一般家庭には不要です。
バッファローのおすすめ4機種の比較
バッファローの4機種のポイントをまとめた一覧表を作成しました。色を付けたところが注意ポイントになります。
2023年11月時点の価格も記載。
セールなどでもう少し安い場合もあります。
(細かい違いで、機種選定に影響がない項目は省略)
・推奨利用環境 ★ポイント
メーカーが推奨している利用環境
・Wi-Fi規格
サポートしているWi-Fiの規格。
最近の機種は標準でWi-Fi 6なので悩む必要なし
・Wi-Fi速度(理論値)
Wi-Fiの最大速度。あくまでも理論値です。
・Wi-Fiストリーム数
この数で上記の「Wi-Fi速度(理論値)」が決まります。
・有線LAN速度(規格値)
光回線が10Gbpsの場合にはINTERNETポートが10Gbpsでないと本来の性能が出ない。
<推奨利用環境のポイント>
推奨利用環境で「戸建 3階建」と公式サイトに記載もありますが、障害物(壁やドアの厚さや電波を発生する機器など)がほとんどないなど利用条件がよくないと2階分の範囲が限界です。
3台、4台バッファローのWi-Fiルータを使ってきましたが、「戸建2階建」と表示がある機器は、1階と2階でWi-Fiルータから遠い場所で使う場合は注意が必要です。
障害物の影響度を受けて電波が弱いことがあります。
(繋がりにくい、ブチブチ切れることになります)
価格、性能面のバランスでオススメは、WSR-5400AX6S
利用環境により、WSR-5400AX6Sがベストバイ(おすすめ)にならない場合がありますので、詳細を説明します。
バッファローの各機種の説明
バッファローのWi-Fiルータの各機種の特長を紹介します。
WXR-6000AX12S/WXR-6000AX12B/WXR-6000AX12P がオススメな人
「NURO 光 10G」や「auひかり ホーム10ギガ」などの10Gbps対応の光回線サービスを利用している人におすすめのモデル。10Gbpsの性能を発揮できます。
注意点ですが、この機種は本体が大きいです。30センチメートル。
大きさが気になるなら、次のWXR-5700AX7Sのほうがいいです。
WSR-6000AX12S と WSR-6000AX12B の違いは、ネット脅威ブロッカーソフトが付いているかだけでハードウェア本体は同じものなので、安いほうで問題ありません。
WXR-6000AX12PとWXR-6000AX12Sの違いは、「ネット脅威ブロッカー2 プレミアム」の違いだけです。
・WXR-6000AX12P :「ネット脅威ブロッカー2 プレミアム」(1年間無料ライセンス付)搭載 (2023年発売)
・WXR-6000AX12B :「ネット脅威ブロッカー ベーシック+プレミアム」搭載なし
・WXR-6000AX12S :「ネット脅威ブロッカー ベーシック+プレミアム」(1年間無料ライセンス付)搭載
WXR-5950AX12とWXR-6000AX12Sの違い
WXR-5950AX12の後継モデルが、WXR-6000AX12Sになります。
同じAX12シリーズで、無線LANと有線LANの基本機能は同じです。
違いは、USBポートがWXR-6000AX12SだとUSB 3.2になっていることです。
WXR-6000AX12Sにはネット脅威ブロッカープレミアムが付いてます。
WXR-6000AX12S と WXR-6000AX12S/D の違いはなし(同じもの)
WXR-6000AX12S/D が特定販売店向けの商品です。
公式サイトの情報を見比べても同じものです。
WXR-5700AX7S/WXR-5700AX7B がオススメな人
WSR-5400AX6Sより、高出力で電波が強いです。
AX7SとAX12Sは高出力で消費電力が、1つ下のランクのWSR-5400AX6Sを比べると約2倍消費しますが、他の家電に比べると大した消費電力ではないです。
WSR-5400AX6Sでは、電波状態に不安がある人、お金を+1万円出せる人には、WXR-5700AX7Sがオススメ。
WXR-5700AX7S と WSR-5700AX7B の違いは、ネット脅威ブロッカーソフトが付いているかだけでハードウェア本体は同じものなので、安いほうで問題ありません。
私は、WXR-5700AX7S を 2020年に購入し、2年以上使っていますが、性能、安定性で満足しています。
以下の記事に使用感などをまとめています。
WXR-5700AX7S と WXR-5700AX7S/D は同じものです。
WXR-5700AX7S/D が特定販売店向けの商品です。
公式サイトの情報を見比べても同じものです。
WSR-5400AX6S/WSR-5400AX6B がオススメな人
10Gbpsの光回線も使っていないし、しばらく、光回線を5Gbpsや10Gbpsに切り替える予定がなければ迷わずこれ。
4、5年は安心して使えます。
WSR-5400AX6S と WSR-5400AX6B の違いは、ネット脅威ブロッカーソフトが付いているかだけでハードウェア本体は同じものなので、安いほうで問題ありません。
WSR-5400AX6とWSR-5400AX6Sの違い
WSR-5400AX6の後継モデルが、WSR-5400AX6Sになりますが、違いはわずか。
・Wi-Fi EasyMesh対応:広いエリアで複数台Wi-Fiルータを使う場合。
・ネット脅威ブロッカー対応 :普通の人には不要です。
■公式にリンクも載せておきます。気になる人はご確認ください。
WSR-5400AX6(バッファロー公式)
WSR-5400AX6S(バッファロー公式)
WSR-5400AX6B(バッファロー公式)
WSR-1800AX4S/WSR-1800AX4B がオススメな人
一人暮らしで、1階のリビングでしか利用しないなどWi-Fiの利用エリアが限られている人は、WSR-1800AX4S/1800AX4Bで問題ないです。上位機種は不要です。
WSR-1800AX4S と WSR-1800AX4B の違いは、ネット脅威ブロッカーソフトが付いているかだけでハードウェア本体は同じものなので、安いほうで問題ありません。
■公式にリンクも載せておきます。気になる人はご確認ください。
WSR-1800AX4S(バッファロー公式)
WSR-1800AX4B(バッファロー公式)
WSR-3200AX6S/WSR-3200AX6B がオススメな人
WSR-1800AX4SとWSR-3200AX6Sの実売価格は、2,000円ぐらいしか差がないようです。
家族がいて、1階のリビングでしか利用しないなどWi-Fiの利用エリアが限られている場合は、WSR-1800AX4S/1800AX4Bより、WSR-3200AX6Sのほうがいいですね。
WSR-3200AX6S と WSR-3200AX6B の違いは、ネット脅威ブロッカーソフトが付いているかだけでハードウェア本体は同じものなので、安いほうで問題ありません。
WSR-6000AX8
WSR-6000AX8は、2022年11月発売の製品になります。
スペック的には、WXR-5700AX7S と WSR-5400AX6Sの間の商品です。
WSR-5400AX6S を少し良くした機種になります。
割り引きクーポンの適用などで WSR-5400AX6Sとの多少の価格差なら、WSR-6000AX8 を選択したほうがいいです。
WSR-6000AX8が、WSR-5400AX6Sより良いところ。(2.4GHz帯が良くなっています)
・2.4GHz 573Mbps → 1147Mbps
・INTERNETポート1Gbps → 2.5Gbps
・WiFiストリーム 2.4GHz 2×2 → 4×4
上位機種のWXR-5700AX7SとWSR-6000AX8の違いは以下。
・アドバンスドQoS →Lite
・干渉波自動回避機能 なし
・バンドステアリング なし
・USB共有機能 なし
・INTERNETポート10Gbps → 2.5Gbps
WSR-6000AX8は、WSR-5400AX6Sの小改良版ですが、いい機種ですね。
参考情報
Wi-Fi 6の性能を発揮するには、端末側もWi-Fi 6に対応している必要がありますが、
最近のスマホやPCも対応しているので、問題ないでしょう。
iPhone 11以上, iPhone SE2/SE3 などは Wi-Fi 6に対応済み。
Wi-Fi 6のルータを購入しても問題ありません。Wi-Fi 6以前規格のスマホやPCでも問題なく接続できます。
最後に
今回、バッファローのWi-Fiルータの購入時のポイントをまとめました。
購入の際の参考にしていただければ幸いです。
ちなみに私が買い換えて使っている機種は以下です。性能測定や電波状態の確認も行っています。オススメです。
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高額商品を購入するときに、「Amazonギフトカード チャージタイプ」を使うとポイントが貯まります。
★最近だと、新しいWi-Fi規格の Wi-Fi 6Eをサポートした機器もあります。
スマホやパソコンも徐々に対応しています。 2023年に購入した Pixel 7 やPCなどはサポートしていますね。