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YouTube要約ツールで情報収集の効率化「YouTube Summary with ChatGPT」を紹介

*記事内に商品プロモーションを含む場合があります

あなたの日常に欠かせないYouTube動画。

しかし、時間が限られている中で役立つ情報を見つけるのは簡単ではないですよね。

そこで、YouTubeの要約ツール『YouTube Summary with ChatGPT』を紹介します。

このツールを活用すれば、膨大な情報から要点を抽出し、手早く要約を作成できるのです。

要約を見て、どのYouTube動画を見るかを決めれば、ハズレ動画を見て時間を浪費することが激減するでしょう。

英語のYouTube動画でも利用できるので、情報収集には最適です。

YouTube Summary with ChatGPTのインストール

スマホ版は存在しません。パソコン版のみです。私は Windows 11上で使っています。

「YouTube Summary with ChatGPT」は、Goolge Chromeブラウザのプラグインになるので、Goolge Chromeを使います。

Chromeを使っていない人は、Chromeをインストールしてください。

次に、Chromeブラウザで「YouTube Summary with ChatGPT」で検索し、ヒットした「YouTube Summary with ChatGPT」をクリックします。

「Chromeに追加」ボタンを押して、Chromeの拡張機能としてインストールします。

「拡張機能を追加」をクリックします。

YouTube Summary with ChatGPTの使い方

事前にChatGPTのアカウントが必要です。ChatGPTの無料版でも要約ツールは使えるのでChatGPTのアカウントを作成しましょう。

Googleのアカウントがあると簡単にChatGPT(Open AI)のアカウント作成が可能です。

画面表示

右上に以下の画像のように「Transcript & Summary」が表示されます。

「ウェブ職TV」のYouTube動画で以前ノウハウを見たけど、どの動画か分からなくなったので見つけるための要約を使い出しました。

【ウェブ職TV:公式】

使い方(全テキスト表示)

「Transcript & Summary」をクリックすると一瞬で最後まで、話した内容がテキスト化(文字化)されています。

最後まで一瞬でテキスト化されています。

使い方(要約表示)

「View API Summary」をクリックするとChatGPTに要約処理を依頼し要約されます。

Chromeブラウザで新しいタブが表示され、「Summarize the following in 5 bullet points.」とChatGPTの要求されます。

「以下の内容を5つの箇条書きにまとめてください」と要求しています。

要約が英語で出てくる場合があるので、ChatCPTの画面で、「日本語に訳して」を指示すれば、日本語に翻訳できます。

英語にYouTube動画の場合

英語の動画も使えます。

同じように「View API Summary」をクリックするとChatGPTに処理を依頼し要約されます。

英語で要約が表示されるので、ChatCPTの画面で、「日本語に訳して」を指示すれば日本語に翻訳されます。

あと、要約が短すぎて要約自体が分かりにくい時は、「1000文字ぐらいで要約して」、「2000文字ぐらいで要約して」と文章量を増やしたほうが分かりやすい場合があります。

このあたりは、一旦ChatGPT上で情報を読み込んでいるので、いろいろ結果の出し方の指示を変えるだけなので、応用が可能です。

「2000文字で箇条書きで要約を依頼した」場合

要約の特長

要約の精度をもう少し上げることができないかと思い、ITエンジニアの観点で分析しました。

仕組みを分析

ステップ1
動画で話している内容をテキスト化(文字化)。音声認識の精度に依存。

ステップ2
ChatGPTに要約を依頼(APIで処理をChatGPTに飛ばしています)

この時に、ChatGPTにテキスト(文字)を読み込ませているが、内容すべてをChatGPTに渡しているわけではありませんね。

・日本語で2,500文字。
・英語で半角英数字で14,000文字前後(2500単語=ワード)

この文字数は、ChatGPT(無料版)のワード数の制限です。

私は無料版を使っているので、2,500語で切られています。

■1回の質問でのワード数の上限

GPT-3.5(無料版):2,500語

GPT-4(有料版): 25,000語

有料版だと1回の質問でのワード数が10倍の25,000語なので精度が上がりそうです。
話す速度にもよりますが、1時間ぐらいのテキストを読み込めそうです。

最初の5分~10分程度のテキスト情報をChatGPTにそのままコピーして要約させています。

ほとんどのYouTubeが冒頭の5分ぐらいで概要を説明して、残りは詳細なので、そんなに要約がおかしくなることがないと思いますが、

全体を認識して要約を作成しているわけではないので、最初の5分で全体の話をしないYouTube動画は正しく要約できなさそう。

大学の講義などは最初に概要を説明せずに全部を聞かないと全体が分からないタイプの動画は不得手かも。

要約ツールの使いどころ

・完璧は求めない
特に日本語は、YouTube動画から音声情報を文字化したときにすでに誤認識がある。

音声認識は、話し手(スピーカー)の話し方に依存

英語の方が、音声認識と要約自体の精度が高い。

・有料版ChatGPTのほうが、要約の精度は上がる

ゴリゴリ使いたい人は、有料版ChatGPTを使ったほうがいい。
月額20ドル(約2800円)。少し高いです。

・ChatGPTが進化すれば、要約の精度は上がる。

無料版に進化に期待します。

<おまけ>
全スクリプトを速読して内容を把握しようとしましたが、句読点がなく、そのままでは読みにくいです。

英語は空白(半角スペース)があるので、まだ英語の方が読みやすい。

最後に

こんなところでも、ChatGPTが活躍しているのですね。