Red Hat Enterprise Linux(レッドハット・エンタープライズ・リナックス)、略してRHELは、レッドハット社によって開発、販売されている業務向けのLinuxディストリビューションです。
RHELの評価版をダウンロードするためには、Red Hatアカウントが必要です。
本記事では、Red Hatアカウントの作成、Red Hat Enterprise Linux 評価版のダウンロード方法を紹介します。
評価の期間は60日となります。(以前は30日でした)
RHEL公式の評価版サイトにアクセス
Red Hat Enterprise Linux Server の評価版をご希望の場合は、以下から取得可能です。
https://www.redhat.com/rhel/details/eval/
ダウンロードの流れ
初期画面
評価版サイトにアクセスすると以下の画面が表示されます。
1.右上の「English」を押すと日本語に切り替え可能です。
![](https://relax-tech.net/wp-content/uploads/2022/06/RHEL-eva-1-jp-change.jpg)
2.「Try it」または、「試用する」ボタンを押します。
![](https://relax-tech.net/wp-content/uploads/2022/06/RHEL-eva-jp-1.jpg)
3.「START YOUT TRIAL」または、「無料トライアルを始める」ボタンを押します。
![](https://relax-tech.net/wp-content/uploads/2022/06/RHEL-eva-2.jpg)
RHELアカウント作成
RHELのアカウントを持っていない場合は、アカウントを作成します。
![](https://relax-tech.net/wp-content/uploads/2022/06/RHEL-eva-3.jpg)
電話番号の入力など必須になっていますが、電話がかかってくることはありませんので
安心して入力してください。
私は、以前RHELアカウントを作成したことを忘れていて、同じような内容で2度作成しました。
start the download now を押す
私は「start the download now」をクリックしても進まなくなってので、再ログインしました。
![](https://relax-tech.net/wp-content/uploads/2022/06/RHEL-eva-5.jpg)
RHELにログインし、ダウンロードサイトに移動
以下にアクセスし、RHELにログインします。
Red Hat Enterprise Linuxを選択
「Product」の「Red Hat Enterprise Linux」を選択します。
バージョンを選択し、ダウンロード
バージョンを選択し、「今すぐダウンロードする」をクリックするとダウンロードが開始します。
ファイルサイズが数GBあるので、しばらく待ちましょう。
ダウンロードが完了したら、Red Hat Enterprise Linux 評価版のダウンロード作業は完了です。
評価ライセンスの設定
評価ライセンス(サブスクリプション)の設定
インストール時に「Red Hatに接続(C)」で、RHELのアカウントIDとパスワードを入れると設定可能です。
この操作で評価ライセンス(サブスクリプション)が有効になるのは、メニュー名から想像しずらいですが、RHEL9はこの操作で設定できます。
![](https://relax-tech.net/wp-content/uploads/2022/06/RHEl9.0-install-key.jpg)
設定後の登録情報
インストールしてサブスクリプションを有効にした日が、開始日のようです。
60日になっていますね。
![](https://relax-tech.net/wp-content/uploads/2022/06/RHEl9.0-install-6-acount.jpg)
最後に
CentOSをRHELのクローンOSとして、RHELの代わりに検証に使っていたのですが、
2021年12月にCentOS 8のサポートが切れたので、RHELの評価版の重要性が上がっていますね。
![](https://relax-tech.net/wp-content/uploads/2022/06/RHEl9-Trial-install-320x180.jpg)