技術ブログは、ITエンジニアが個人でできる魅力的な副業になります。
自分が学んだことや経験したことをブログに書くことで、自分の知識を他のエンジニアに役立つ情報として提供できます。
自分では当たり前と思っている情報も初心者には役に立ちます。
さらに、ブログを運営することで、広告やアフィリエイトなどで収益を得ることができます。
この記事は、技術ブログで稼ぐイメージが沸かないエンジニアのために作成しました。
このブログサイトのPV数(アクセス数)などのデータをもとに稼ぎ方を紹介します。
私が2年以上ブログをやってきて、100記事以上書いた体験談でもあります。
このサイトでは月3万円以上の安定した収入があります。このブログにはトレンド性の記事は存在しないので、急にPV数が減り収益が落ちることはなく、記事のリライト程度で年間40万円はキープできています。
多くのITエンジニアが情報発信して、いろいろな情報がWebから簡単に検索できればいいなと思います。私も誰か知らない方が書いてくれたブログの情報で本業で日々救われています。
ついでに、お小遣い稼ぎができればラッキーですね。
個人が技術ブログを書くことの効果
ブログを書くことで得られる効果は様々なものがあります。例えば、以下のようなものが挙げられます。
– 知識が定着する:
ブログを書くことで、学んだことを整理し、理解を深めることができます。
いざ、記事にまとめると理解していない部分があることに気が付きます。
– 将来の自分の役に立つ:
ブログに書いた内容は、自分の備忘録として活用できます。また、ブログを通して自分のスキルや経験をアピールすることで、就職や転職に有利になるでしょう。
-文章力が向上する:
ブログを書くことで、文章の構成や表現力を鍛えることができます。文章力は、エンジニアにとっても重要なスキルです。
– 収入を得られる:
ブログで継続的な収入を得ることができます。
今回は収益に関して、私の3年近くの経験をベースに深堀りして説明します。
以上のように、ブログを書くことはエンジニアにとって多くのメリットがあります。もちろん、ブログを書くことにはデメリットもあります。最大のデメリットは、時間や労力がかかることですね。
まあ、時間をかけないと何事も身につかないですから、ある程度時間がかかるのは仕方ないと思います。
技術ブログで稼ぐ方法(収益化する方法)
ブログで稼ぐ方法としては、主に広告とアフィリエイトがあります。
技術ブログ以外でも同じで、ブログで稼ぐ時に一般的な方法です。
・クリック型の広告収入:Goolgeアドセンスなど
・Amazonや楽天などの物販系アフィリエイト
・サービス紹介系のアフィリエイト
広告としては、Googleが提供するGoogleアドセンスが有名です。5個ぐらい記事を書いてGoogleに申請し、審査に通過すれば自分のブログにGoogleアドセンスの広告を貼ることができます。
広告は読者の行動パターンに沿って自動的に表示されるので手間がかかりません。ただし、広告収入は閲覧数やクリック率に依存するので、高い収益を得るには多くのアクセスを集める必要があります。
アフィリエイトとは、自分が紹介した商品やサービスを読者が購入したり契約したりすると、その成果に応じて報酬が発生する仕組みです。アフィリエイトは物販系と物販以外の系に分けられます。
物販系アフィリエイトとしては、Amazonや楽天などのECサイトが代表的です。書籍や家電、PC周辺機器などのグッズ紹介をすることで報酬が発生します。ただし、物販系アフィリエイトは報酬単価が低めなので、多くの商品を売る必要があります。
(IT関連の商品は2%の紹介料が多いです。 10,000円の商品を売って200円の紹介料というようなイメージです)
物販以外のアフィリエイトとしては、転職、プログラミングスクール、通信系などのサービス紹介があります。これらは報酬単価が高いので、数個売れただけでも高い収益を得ることができます。ただしAmazonの商品を売るより更にセールスライティングの力が必要になります。
Googleアドセンスの審査に合格したときの状態は以下で確認できます。
この技術ブログサイトのPV数、収益
詳細なデータを載せるとGoogleの規約に反する場合があるので必要最低限の情報で説明します。
GoogleアドセンスでPV確認
このサイトの2023年4月のアドセンスのデータです。 月に5万PV~6.5万PVあります。
IT関連がメインなので、「デスクトップ」=パソコンで見ているユーザが多いです。
Googleアドセンスのクリック率は一般的に1%〜2%と言われているので、このサイトの1.5%は平均ですね。
ゴリゴリの技術系のブログだと、1%を切る場合も多そうです。
このブログサイトは、ガジェットや生活に役立つ情報などを載せているので一般的な技術系ブログより、クリック率は少し高いようです。
ゴリゴリの技術ブログのクリック率が低い理由は、IT技術者は広告をあまりクリックしないからです。平日の業務中にあまり広告をクリックしませんよね。
GoogleアナリティクスでPV確認
Googleアナリティクスの2023年4月のデータです。
ユニバーサル アナリティクス(UA)のデータです。(GA4は分かりにくい)
全体で7.5万PV。(GoogleアナリティクスのPVは、GoogleアドセンスのPVより10%ぐらい多くカウントされます)
土日や祝日などはアクセスが20-30%減ります。IT関連のブログは業務中に見られるので、平日のアクセスが多いのでしょう。
リアルタイムの表示。5分間に6ユーザ。だいたい昼間は5分間で10ユーザ程度。
こういうのを見るとブログ記事が読まれていることを実感できて嬉しいですね。
技術系ブログの収益
2020年9月にこのブログサイトを開始して、2022年7月までの記事数やPV数の推移を以下の記事で紹介しています。
2022年12月の収益は、2022年7月に予想した値にほぼ近いです。
PV数は急に伸びます。以下のオレンジ色の棒グラフです。
その後も毎月+15%程度PV数が増えて5万PVまで順調に推移し、収益も増加。
ただし、ASPの商品紹介を攻略できないと急激な収益の伸びはない。
・GoogleアドセンスはPV数に依存
・アマゾン、楽天で新しく紹介できる商品がない。
(私は購入して使ったものしか紹介していないので紹介商品はあまり増えない)
平日は本業で忙しいので、週末の土日に1、2記事を書くペースでブログサイトを運用。
約1年間で50記事ほど作成した時点で、PV数は月間1,000PVぐらい、最初の1年は超低空飛行でした。ブログを立ち上げてから、ちょうど1年経ったぐらいの時に挫折しかけました。
そこを乗り切って、2年目で急にアクセスが集まってきた感じです。
ブログ収益で月3万円のイメージ
ブログで月3万円稼ぐイメージがわかない人が多いと思います。
私もブログを始める前は本当に稼げる? と思っていました。
2年継続して、記事を100個以上書いて実感できました。
アクセスが集まらない記事も大量に書きましたね。。。(自分のノウハウ集の役割もあるので気にしていませんが)
アクセスが集まるヒット記事は1,2割ぐらい。
ブログの収入源は大きく以下の3種類になります。
(オリジナル・コンテンツ販売などもありますが、少しレベルが違うのと、今回は初心者向けなので含めません)
a)Googleアドセンス
Googleが提供しているクリック報酬型。ブログに表示される広告を閲覧者がクリックすることで収益が発生。
b)アマゾン、楽天の物販アフィリエイト
ECサイトで販売されている商品を自分のブログやサイトで紹介し、その紹介から購入が発生した場合に報酬を得ることができる仕組み。
紹介した商品そのものが売れなくて、商品紹介のリンクを押した後にラッキーパンチ的に別の商品が購入されても報酬が発生します。
c)物販以外のASPアフィリエイト
成果報酬型の広告。商品やサービスをブログで紹介し、商品購入やサービスの契約が成立すると報酬が発生。
月3万円をGoogleアドセンスのみで稼ぐ場合
月1万PVで、Googleアドセンス広告のクリック率が1%だとすると100回の広告のクリックが発生します。
10,000人が記事を見て、100人が広告をクリックするようなイメージです。
1クリックの広告単価が平均30円だとして、100回x30円=月3,000円となり、月3万円を稼ぐには、月10万PVが必要です。
月間、10万PVを集めるのに必要な記事数は以下になります。
・月間 600PV(1日20PV)の記事の場合、166個の記事が必要
・月間1000PV(1日33PV)の記事の場合、100個の記事が必要
初心者が月10万PVを目指すのはツライです。月間1000PVの記事は簡単には書けません。
月3万円をASPアフィリエイトのみで稼ぐ場合
アマゾンや楽天で商品を紹介して売る物販もアフィリエイトですが、ここでは高額商品を売るASPアフィリエイトとして説明します。
商品の報酬単価(紹介料)が 3,000円の商品の場合、3万円を稼ぐためには、3万円/3000円 = 10個を売る必要があります。
クリック率(CTR) 10% 、成約率(CVR) 5% と仮定して。(商品やジャンルで数値は変わりますが平均的な値を使用)
A x 10% x 5% =10個
A = 2000 PV
キラーページ(収益記事)の閲覧数が月間2000PV必要。この数値なら初心者でもいけそう。
※キラーページ(収益ページ)…商品を紹介する記事
※クリック率(CTR)…キラーページを訪れた人がアフィリエイトリンクをクリックする割合
※成約率(CVR)…アフィリエイトリンクをクリックした人が商品を購入する割合
アフィリエイトで月3万円を稼ぐためには、自分のブログで扱う商品をリサーチした上で、商品に合わせた戦略を考える必要があります。
商品の紹介記事を1個だけ書いてもアクセスも集まらないし、購入されません。
PVを集める集客記事と収益記事(キラーページ)を作成する必要があります。
ユーザの申し込みのハードルが低い商品として、無料お試しなど申し込みで、報酬がもらえる商品やサービスがあります。
ユーザは料金を払う必要がないので、初心者ブロガーには狙い目です。
私も集客記事と収益記事を意識して書くようになってから、ポツポツと利益が発生しています。
技術系の特化ブログにすべき?雑記でもいい?
ブログはいろいろなテーマが混ざった雑記型のブログより特化型にしたほうが、Googleの評価が高くなり、アクセスが集まりやすいと一般的に言われています。
しかし、特化しすぎると書く内容が限定されて、記事数が増えない可能性があります。
初心者は、とりあえず記事を書かないと上達しないので書けるものから書いたほうがいいと思います。
有名なトップブロガー(今はFIREしている)のヒトデブログのヒトデさんも始めは3、4個のカテゴリで書けるものを書いて、自分に合っているものを見つけて行くほうが挫折しなくなり、それぐらいの気持ちで始めたほうがいいと言っています。(同意です)
ちなみに私はヒトデさんとウェブ職TVのナカジさんの影響でブログを始めました。
二人の書籍も購入して読みました。
筆者の技術ブログのテーマ別の割合
このブログサイトは、IT技術がメインになりますが、生活に役に立つ情報なども記事にしています。
技術系記事の大半は、自分の備忘録も兼ねてまとめの役割もあり、自分のノウハウ集みたいな扱いです。(自分が困って解決した方法を具体的に画像付きでまとめているので意外とアクセスがある)
ライフ(生活)系の記事は、どれぐらい技術系ブログサイトとしての価値を下げているかは分かりません。
技術系の記事は個々の順位も高いものが複数あります。技術系でない内容が20%前後入っていてもあまり影響はないと推測しています。
技術系の記事以外の記事のアフィリエイト商品がたまにラッキーで売れたりします。
・ITノウハウ系:Windows、Linux、データベース、クラウド、Adobe
・プログラミング:Visual Studio、Java 、C++、COBOL
・ブログ運営:ブログのノウハウ
b)アマゾン、楽天の物販アフィリエイト + Googleアドセンス
・ガジェット:スマホ、PC、モニター、キーボード、モニタアーム、Wi-Fiルータ、書籍
c)物販以外のアフィリエイト
・ライフ(生活):車、便利スマホアプリ、大学関連、アマゾンAudible、税金、仕事効率化ツール
・IT系のサービス:ネット回線、レンタルサーバ、VPS、プログラミングスクール
アマゾンの商品を紹介して紹介料をもらうための知識は、書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を読めば学べます。
筆者のマクリンさんは、ガジェットブロガーで、アマゾンや楽天の商品を紹介する物販で、年間数億円を売っているすごい人です。2022年の本で内容も新しく、ブログ全般のノウハウが学べます。(私も買って読みました。私がブログを開始した2020年に欲しかった本の1つです。)
こんな感じでアフィリエイトを紹介していくイメージです。
ちなみにRinkerというプラグインで主要ECサイト(Amazon、楽天、Yahoo)のアフィリエイトリンクを一度で作成・管理できる仕組みを使っています。以前は何も知らずにアマゾンのリンクだけを直接貼っていました。(Rinkerを使ってから楽天からも売れることを知りました。。( 一一) )
技術ブログを2年以上やってきた感想(見解)
私が技術系のブログを2年以上やってきた個人的な見解です。
今まで説明した内容と重複する部分もありますが、まとめの意味もありますので、ご了承ください。
いろいろな考えの方がいますが、大きくは外れていないと思います。
技術の内容に特化しすぎると紹介する商品がなく、収益がGoogleアドセンスのみとなり、PV数を大きく稼ぐ必要が出てきます。
Googleアドセンスだと、月1万PVでクリック率が1%だと100クリックが発生し、1クリック30円だと月3,000円になります。
よって、月3万円を稼ぐには、月10万PVが必要になります。
いろいろネタがあって記事が書けるのであれば問題ありませんが、いきなり10万PVを目指すのは挫折しそうです。
ステップ1:
初心者の頃(1万PV以下)は、IT系の技術ノウハウのブログとし、自分が書きたいものや書けるものを書いて、Googleアドセンスとアマゾンや楽天の物販での収益を上げる。
50記事ぐらい書くと、ブログの運営にも慣れて、アクセスを集めやすい記事の傾向などが分かってきます。
データが溜まることで、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールで分析しやすくなります。
ステップ2:
その後、ブログ自体に慣れてから、ASPの高額報酬の技術系の商品(プログラミングスクールやIT転職など)に手を広げるのがいいと思います。
慣れた後に別の特化ブログサイトを立ち上げて、記事を分けて書いてもいいでしょう。
ブログを始めるにはレンタルサーバが必要
稼ぐ方法は何となく理解できたと思いますが、次に実際ブログを始めるには、まずレンタルサーバを契約する必要があります。
契約と言っても月額1,000円のサブスクを申し込む程度の軽いものです。
(始めるのは簡単です)
このブログサイトも月1,000円程度の料金で、クラウド上のサーバを借りてブログの記事を書いていきます。
サーバ自体の管理は運営会社がやってくれます。
2023年現在は、ConoHaかエックスサーバ(XServer)のレンタルサーバを選択すれば間違いないです。
このブログサイトもConoHaのレンタルサーバを使っていてトラブルなしで、ConoHaのレンタルサーバはオススメです。
\ 料金も安いConoHa WINGオススメです /
ConoHaのベーシックプランで問題ありません。このブログサイトもベーシックプランで運用しています。以下は12か月契約の1ヶ月分の費用です。
WINGパックには、3か月、6か月、12か月、24か月、36か月の契約があり、契約期間により割引率が異なります。
技術ブログでいい記事を書いてもアクセスが集まるには、6か月ぐらいはかかるので、基幹は6か月から始めるのがいいと思います。
途中であきらめても 1,000円 x 6か月 = 6,000円 が消えるだけです。
逆に 6,000円を無駄にしたくないので頑張れるかも。(私は6か月間はブログを続けると決めて6カ月契約でスタートしました)
ConoHaでブログを始める利点
ConoHaでブログを始める利点は、以下のようなものがあります。
自分が使っていることが大きな理由の1つですが、不満がないので勧めています。
初期費用が無料で月額料金も安い
WINGパックを利用すると、最大55%OFFでレンタルサーバーを利用できます。
表示速度が速くSEO的に有利
ConoHa WINGは国内最速のレンタルサーバーで、サイトの表示速度が非常に速いです。これは、Googleなどの検索サービスで上位表示させるために重要な要素です。
WordPressの導入が簡単
ConoHa WINGにはWordPressかんたんセットアップ機能があり、レンタルサーバーの契約、独自ドメインの取得・設定、WordPressのインストール、SSLの設定などをすべて自動で行うことができます。初心者でも最短10分ほどでWordPressブログを始めることが可能です。
これらの利点から、ConoHa WINGはブログを始めるにはおすすめのレンタルサーバーです。
個人の技術ブログに向くアフィリエイトの種類
収益を上げるには、高額な紹介料が得られるASPアフィリエイトを攻略する必要があります。(個人でも)
ASPとは、アフィリエイトサービスプロバイダーの略で、広告主とアフィリエイターを仲介する企業のことです。
ASPアフィリエイトはどんな商品を扱っている?
A8.netは、サイトやブログ、SNSなどのメディアに広告を掲載した情報をもとに読者が広告を経由して商品を購入すると、成果報酬を受け取ることができるサービスを提供しています。A8.netはASPで最大手です。
登録は無料なので、登録してどういった商品があるか見てみることをオススメします。
以下のバナー広告をクリックするとA8.netの公式サイトで、審査なしで登録が行えます。
自分で商品やサービスを申し込んで、紹介料がもらえるセルフバックを試して、紹介システムのイメージを掴むのもいいと思います。
クレジットカードやETCカードの申し込みで、それぞれ5,000円。
U-NEXT31日間無料トライアルで、1,500円など。
私も無料トライアルといくつか申し込んで紹介料をもらいました。
ブログのサイトを持っていなくても申し込みが可能です。
リアルな店舗で友達を紹介して、紹介料や割引券などをもらう感覚と同じですね。
個人の技術系ブログに向いているアフィリエイトの商品
以下は、A8.netに存在する商品やサービスの一例です。光回線などは競合が強すぎて、今から参入しても勝ち目は低いです。
VPNなどITの知識がないと説明が難しいサービスなどは適していると思います。(個人的にも利用して紹介してみたい)
他にもプログラミングスクールも多数あり、自分の得意分野にあったプログラミングスクールを狙い撃ちができます。
ただし、大手サイトが参集しているので、「プログラミングスクール おすすめ」のキーワードで上位表示は無理です。特化型にして絞る必要があります。
例えばPythonが得意なら、Pythonに特化したプログラミングスクールを狙って、Pythonノウハウの記事をある程度作成し、そこからPythonに強い、またはPythonに特化しているプログラミングスクールを紹介するなどですね。
(クラスター構成と呼ばれているものです)
残念ながら、私はPythonは初心者レベルなのでこのアイデアは使えない。
技術ブログで収益を上げるには記事内容と商品をうまく絡める戦略が必要です。技術ノウハウだけの記事を書いてもGoogleアドセンスぐらいしか稼ぐ手段がありません。
おまけ(FAQ的なもの)
2年間以上ブログをやってきて、始める前に気になっていたことの見解です。
考え方は人それぞれなので、参考程度に。
・技術ブログのネタは何がいい
・技術ブログでSNSは必要?
・ブログ中の画像はどうする
個人で書く技術ブログのネタは何がいい
現状でもいろいろな技術ブログがあり、今から個人が新しくブログを作成してもアクセスを集めるのは難しいと思いますよね。
a)プログラミングに関する情報をプログラミングスクールが発信している
b)QiitaなどIT関連で強いサイトがある
確かに有名な言語のプログラミングに関する初心者向けの情報は充実していると思います。
Qiitaの記事などは、内容が薄くても上位(1、2位)に取っているキーワードの記事が多数あります。
これは、Googleの検索順位の評価でドメインパワーというものがあり、今は企業ドメインが優先されているためです。このドメインパワーが強いので、多少変な記事でも上位になります。
しかし、しっかり記事を書くとQiitaより上位も可能です。(私の記事が、ある日Qiitaを超えていることが分かり感動でした)
「linux fio」や「fioコマンド」でGoogle検索してみてください。このサイトが1位で、Qiitaが2位です。(2023年5月時点)
以下のようなエラーの解決方法などは、月間3,000PV以上あります。(私のサイトのドメインパワーが上がったことも理由の1つですが)
Googleアドセンスは月間10,000PVでおおよそ2,000円~3,000円なので、月間3,000PVだと1記事で月1,000円弱ぐらいの利益ですね。このレベルの記事を10個書ければ、x 10で月1万円です。
エラーの解決方法は、記事数も少なく既存記事の内容も薄いので検索上位に上がることが多いです。私自身も誰も書いていない現象で困っていたので解決方法を記事にしています。同業のITエンジニアとしてもたくさん書いて欲しい。(助け合いたいですね)
以下は、WindowsでC言語やC++でプログラムを動かす時に発生する問題ですが、業務でハマって、他のサイトの情報が少ないのでいろいろ調査して記事にしました。
Visual Studioでのデバッグ方法や、Visual Studioのインストール方法なども月間1000PVあります。こんな内容に需要あるのかな?と自分でも疑問を持ちながらも備忘録の役割のために書いていました。
始めのうちは自分の備忘録と思って書いたほうがストレスがないです。
経験上、アクセス分析も半年ぐらいは実施しないほうがいいと思っています。はじめは全然読まれなくて、ショックを受けるのでPV数などは見ない。
ある程度、その分野の記事を複数書いていくと相乗効果で順位も上がっていきます。
記事が増えることで、ドメインパワーが上がり、全体の順位を底上げしてくれます。
上図は「サイドバイサイド構成が正しくないエラーでアプリが起動できない対処方法」の記事ですが、1年かけて徐々にアクセスが伸びてきています。画像では分かりづらいですが、1日15アクセスが1日100アクセスに増えています。リライトは誤字の修正程度しか行っていません。
ちなみに2023年1月に一瞬アクセスが増えたのは、このエラーが頻発する何かが起きたのでしょう。有名なソフトで発生したとか。
技術ブログでSNSは必要?
ブログと一緒にSNS(Twitter、YouTube、Instagram)と組み合わせたほうがいいという意見を見かけますが、技術ブログは必要ないですね。
トレンド的な記事なら、ツイッターでつぶやいて、ブログに誘導するなどありですが、技術ブログはトレンド性はないので不要です。
SNSの運営も面倒なので。
YouTubeは、記事を補足するために画面操作の動画を取って、ブログに貼るのが効果的だと思います。他の記事を見て分かりやすいと思いましたが、私はできていません。(やっていません。)
結論:ブログの記事作成に専念してOK。SNSをやる時間はない。
ブログ中の画像はどうする
IT技術者で絵などを作成するのが苦手な方も多いと思います。
私も画像処理が苦手(センスのいい絵が書けない)で、アイキャッチ画像や説明用の図は、PowerPointで作成してます。
あと、PC画面のスクショをバリバリ使っています。
無料の画像は改変できないことやクレジットの記載が必要など結構面倒だと分かり、始めの2、3記事に少し使って、あとはフリー素材は使っていません。
あと画像を選ぶ作業に時間を使って、結局いい画像がないパターンも多かったことも使わなくなった理由です。(センスはないけど、自分で考えた図でいいじゃんと)
ブログの全体のデザインも1年目はサイドバーすら設定していませんでした。
2023年5月時点で、このサイトのトップ画面には文字だけで画像はないです。
そのうち見栄えを良くしようと思っていて2年が過ぎました。
技術系の記事では、ユーザはブログのホームのデザインは気にしないですね。
ASPアフィリエイトで高額商品をメインで扱う場合には、見栄えを少し気にした方がいいぐらいです。
最後に
私もブログを始めた当初は、技術ブログで稼ぐイメージが全くつかめていませんでしたが、2年目ぐらいでやっと感覚をつかみました。
必ず収益化できる保証はありませんが、技術ブログでも収益化する方法はあります。
ブログの内容を再構成して、アマゾンのKindleの電子書籍で出版しました。
月に数冊売れているので、月2,000円円以上の収益が出ています。
ブログにはいろいろな収益化の方法があるのでチャレンジしてみては、いかがでしょうか。
ブログ作成は収益以外にも文章の作成能力や構成力、記事を作成するための段取り力、調査した内容を1つの記事にまとめる力など本業で必要なスキルも伸びてきたと思います。
ITエンジニアでも資料を作成して説明する場面は多いですからね。
\ ブログを始めるなら、料金も安いConoHa WINGがオススメです /