WindowsやLinuxサーバーを利用するとき、気になるのは費用ですよね。毎月一定の料金を払うのは、無駄な出費に感じませんか？
そこでおすすめしたいのが、ConoHa VPSというサービスです。ConoHa VPSの特徴は、時間課金制度です。
時間課金制度とは、サーバーを利用した時間だけ料金が発生する仕組みです。つまり、使わないときはお金がかかりません。
この記事では、時間課金制度を利用してサーバー費用を節約する方法と、ConoHa VPSの便利な使い方をご紹介します。
私はIT技術者として、ConoHa WINGと ConoHa VPS(Linux/Windows)を使っています。
このブログサイトも、ConoHa WINGのレンタルサーバで２年以上運営しています。
ConoHaには無料お試し期間はありませんが、時間課金制度なら数時間の利用で数百円で試すことができます。
無料お試しは１つのプランしか使えない場合が多いので、例えば4GBメモリプランで申し込んだけどメモリが足りなくても8GBに変更することはできません。（その点では時間課金のほうが融通が利きますね）
時間課金とは
時間課金とは、利用した時間だけ料金が発生する仕組みです。ConoHaの１時間単位の時間課金は他のVPSサービスでは見られない特徴です。
ConoHa WING(レンタルサーバ)、ConoHa VPS(Linux-OS)、ConoHa for Windows Server のすべてのサービスで時間課金が利用できます。
例えば、Linuxを使う場合、メモリ4GBプランで1時間当たり7.3円で利用することができます。単純に24時間ｘ30日で計算すると、7.3円/H x 24H x 30日＝5,256円ですが、月額料金の上限が3,969円と低く設定されています。
月額料金に達した場合にはそれ以上課金されません。つまり、月額料金以下であれば時間単位で、月額料金以上であれば月単位で最安値になるように計算されるというわけです。
Windowsも使う場合も同じ仕組みです。(月額の上限金額があり、それ以下の場合は利用した時間単位で清算)
■Linux VPSの場合
Linux VPSではOSはフリーのLinux-OSなのでどのLinuxを選択しても費用は同じです。
■Windows VPSの場合
Windows VPSではOSは Windows Server 2022/2019/2016が選択可能です。どのWindwos Serverのバージョンでも費用は同じです。
マイクロソフトのオフィスが必要な場合、ランセンスの申し込みも可能です。
時間課金のメリット
時間課金のメリットは何でしょうか？ 私は以下の3つの点が大きいと感じています。
1. 使いたい時だけ使える
2. 低コストで高性能なVPSが使える
3. 柔軟にプランを変更できる
1. 使いたい時だけ使える
時間課金なら、VPSを使いたい時だけ作成して利用できます。例えば、テスト環境や開発環境としてVPSを使っている場合、必要な時に作成して作業し、終わったらサーバを削除します。
これにより、無駄な料金を払う必要がありません。使った時間分だけ課金されます。
初期費用は不要です。使った時間分だけです。
ConoHaの場合、管理画面からExcelやPDFで細かい費用の内訳を確認でます。
以下の利用期間は、OSとメモリサイズを変更していろいろ実験していたので、数時間単位で作成していました。
＊大きいサイズのメモリや複数台を大量に構築する場合、上限の引き上げの連絡が必要です。
■注意事項
サーバーの停止(シャットダウン)中も料金は発生します。サーバを削除するまで料金が発生します。
ConoHaのFAQに記載があります。「停止時の料金はありますか？(ConoHa VPS・ConoHa for Windows Server)」
ConoHaのFAQ【公式】
2. 低コストで高性能なVPSが使える
時間課金でも高性能なVPSを低コストで利用できます。例えば、ConoHa VPS(Linux)では、6コア8GBメモリのプランが1時間あたり14.6円で利用できます。
これは月額固定のVPSサービスでは考えられない価格ですね。もちろん、性能も十分に高く、快適に作業できます。小さなメモリプランの1GBメモリなどは安いですが、実用的にはあまり使えないので使わないほうがいいです。
Linuxだけではなく、Windowsでも時間課金が利用可能です。
メモリは最低でも4GB、できれば8GB欲しいです。
利用イメージは以下の記事にまとめています。
3. 柔軟にプランを変更できる
時間課金でもプランの変更も自由にできます。例えば、VPSの負荷が高くなった場合や、逆に低くなった場合に、プランを上げたり下げたりすることができます。これにより、必要な性能と料金に合わせて最適なプランを選ぶことができます。
ConoHaの管理画面から簡単にプランの変更が可能です。以下のConoHaのプラン変更の画面です。サーバーを停止状態から１分ほどで変更できます。
時間課金のデメリット
時間課金の唯一のデメリットは、定額制と比較して割高になる場合があります。
利用期間によっては、初めから割引率が高い３ヶ月以上の契約がトータルの費用が安くなる場合があります。
時間課金で1ヶ月ぐらい試して、3ヶ月や6ヶ月など利用期間に合わせて契約したほうが全体の費用は安くなります。
＊割引率は時期によって変わるケースがあるので、申し込み前に正確な価格は確認してください。
ConoHaの時間課金とVPS割引きっぷの比較
ConoHa VPS(Linux-OS)、ConoHa for Windows Server、ConoHa WING(レンタルサーバ) それぞれの費用感を紹介します。
ConoHa Linux VPS
■「時間課金」 8GBメモリプラン：月の上限 8,082円
■「VPS割引きっぷシンプル」3ヶ月 8GBメモリプラン：月額3,788円 x 3ヶ月
LinuxはOSは無料なので、３ヶ月以上のプランの割引率が高いですね。
時間課金で１ヶ月8,032円。VPS割引で３ヶ月で11,364円(3,788円x3)なら３ヶ月でVPS割引でもいいかな。１ヶ月前後の利用期間で時間課金かVPS割引か悩む場合、３ヶ月プランでもいいような気がします。
ConoHa Windows VPS
「Windows VPS」という用語はないかもしれませんが、Linux VPSと区別するために、Windows VPSと表現します。
■「通常料金」＝時間課金 8GBメモリプラン：月の上限 9,317円
■「VPS割引きっぷシンプル」3ヶ月 8GBメモリプラン：月額9,196円 x 3ヶ月
WindowsはどうしてもWindows Serverのライセンス費が高いので月額の費用が下がらないですね。
ConoHa WING(レンタルサーバ)
レンタルサーバを時間課金で借りる人は少ないと思いますが、時間課金もあります。
１，2ヶ月ブログをやってみて、続けるか判断するパターンなどですかね。
私はブログ立ち上げ時、何も考えずに割り引き率が高かった6ヶ月契約で開始しました。収益が発生するようになったタイミングで、更に割引率が高い12ヶ月契約の自動更新に変更しました。月額941円です。
■「時間課金」 ベーシックプラン：月の上限 1,452円
■「VPS割引きっぷシンプル」3ヶ月 ベーシックプラン ：月額1,331円 x 3ヶ月
当サイトのような技術ブログの収益化のイメージは以下の記事を参照ください。
ConoHa VPS その他の機能
ConoHa VPSでは、時間課金制だけでなく、他にも多くの機能やオプションがあります。
– データ転送量無制限
– 初期費用無料
– プライベートネットワーク機能
– OpenStack準拠のAPI
– 豊富なテンプレートイメージ
– 独自SSL無料
– 自動バックアップ機能
– メールサーバーやDBサーバーなどのPaaS
詳しくは公式サイト（https://www.conoha.jp/vps/）をご覧ください。
ConoHa 各サービスの申し込み方法
申し込み方法と利用イメージを、以下の記事にまとめています。
ConoHaで初期費用なしで時間課金ができているということは、全部自動化できているからできるのですね。だから安い。いろいろな環境を試したい人にはConoHaがベストです。
＼長期利用割引プラン【VPS割引きっぷ】新登場／
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＼ ブログを始めるなら、ConoHa WINGがオススメです ／
最後に
ConoHa の時間課金は超便利ですね。
私はこれからもConoHa VPSを愛用していきたいと思います。もし興味がある方は、ぜひ一度ConoHaを試してみてください。
私は今まで以下のVPSの利用経験があり、各記事で紹介しています。意外と違います。
おすすめの１番がConoHaで、２番がさくらのVPSです。
・Windows VPS
「さくらのVPS for Windows」、「ConoHa for Windows Server 」、「Winserver(ウィンサーバー)」
・Linux VPS
「ABLENET VPS」、「ConoHa VPS」、「クラウドVPS byGMO」
