この記事では、技術ブログに関心を持ち、ブログを始めようか悩んでいるエンジニアに向けて、ブログを始める方法や初心者の方に役立つアドバイスを紹介します。
技術分野は広く、テクノロジーも日々進化しているため、ブログを通じて自分の知識を共有し、学びを深めることは非常に有益です。
しかし、初めてブログを始める場合、何から始めればよいのか迷うこともあるでしょう。
この記事では、技術系ブログの始め方と初心者向けのアドバイスをまとめました。ぜひ、一緒にブログの世界に足を踏み入れ、ブログを通じて成長していきましょう。
ついでに、お小遣い稼ぎができればラッキーですね。
このサイトで月3万円以上の安定した収入があります。このブログサイトにはトレンド性の記事は存在しないので、急にアクセス数が減り収益が落ちることはなく、記事のリライト程度で年間40万円はキープできています。
エンジニアが技術系ブログを始める6つの手順
手順①:ブログの方向性を決める
手順②:収益方法を理解する
手順③:レンタルサーバを契約する
手順④:WordPressを立ち上げる
手順⑤:GoogleアドセンスやASPに登録する
手順⑥:記事を書く
手順⑦:アクセス分析しリライトする
技術ブログは一般的なブログとの違い、技術的なノウハウ系の記事が多くなり、記事数が増える可能性があることです。
①ブログの方向性を決める
ブログを始める際には、まず方向性を決めて、それに基づいて記事を執筆することが重要です。
方向性とは具体的に言えば、どのジャンルやカテゴリの記事を書くかを決めることです。
最初はアイデアが湧いたまま書くのも良いですが、できるだけ特定のテーマに絞って、一貫性のある記事を執筆することを心がけましょう。
テーマを絞らずにバラバラの記事を書いても、Googel検索の上位を取りアクセスを集めることは難しいです。
なるべく同じテーマに絞って記事を執筆することで、読者にとっても魅力的な情報源となります。また、特定のテーマにおいて専門知識や情報を提供することで、Googleの評価も上がり、検索上位にランクされます。
②収益方法を理解する
ブログの収益化方法を理解しておくことが重要です。
ブログを立ち上げること自体は30分ほどで可能ですが、収益化の方法を把握しておくことが大切です。
ブログでは、単純に記事を書くだけで収益が生まれるわけではありません。
収益化するための具体的な方法を理解した上で取り組むことが必要です。
ブログの収入源は大きく以下の3種類になります。
a)Googleアドセンス
Googleが提供しているクリック報酬型。ブログに表示される広告を閲覧者がクリックすることで収益が発生
b)アマゾン、楽天の物販アフィリエイト
ECサイトで販売されている商品を自分のブログやサイトで紹介し、その紹介から購入が発生した場合に報酬を得ることができる仕組み。
紹介した商品そのものが売れなくても、商品紹介のリンクを押した後に別の商品を買っても報酬が発生
c)物販以外のASPアフィリエイト
成果報酬型の広告。商品やサービスをブログで紹介し、商品購入やサービスの契約が成立すると報酬が発生
技術ブログの収益化についてを以下の記事で詳しく解説していますので、是非参考にして下さい。
③レンタルサーバを契約する
ブログを始めるには、レンタルサーバを契約する必要があります。
「レンタルサーバ」というサービス名ですが、物理サーバマシンを自宅に借りるものではありません。
月1,000円程度の料金で、クラウド上のサーバを借りてブログの記事を書いていきます。
サーバの管理は運営会社がやってくれます。
2023年現在は、ConoHaかエックスサーバ(XServer)のレンタルサーバを選択すれば間違いないです。
このブログサイトもConoHaのレンタルサーバを使っていてトラブルなしで、ConoHaのレンタルサーバはオススメです。
\ 料金も安いConoHa WINGオススメです /
ConoHaのベーシックプランで問題ありません。このブログサイトもベーシックプランで運用しています。以下は12ヶ月契約の1ヶ月分の費用です。
WINGパックには、3か月、6か月、12か月、24か月、36か月契約があり、契約期間により割引率が異なります。
技術ブログでいい記事を書いてもアクセスが集まるには、6か月ぐらいはかかるので、6か月から始めるのがいいと思います。
途中であきらめても 1,000円 x 6か月 = 6,000円 が消えるだけです。
逆に 6,000円を無駄にしたくないので頑張れるかも。(私は6か月間はブログを続けると決めて6カ月契約でスタートしました)
④WordPressを立ち上げる
次にブログを立ち上げましょう。
レンタルサーバを契約するとWordPress(ワードプレス)というブログシステムが使えるようになります。
ブラウザでWordPressを操作して記事を作成します。
以下の画像は、この記事をWordPressで作成中の編集画面です。HTMLやCSSなど知らなくても装飾などが行えます。
記事の管理もWordPressで行います。
ConoHaやXServerなど有料のレンタルサーバ(ブログサービス)に申し込みすると WordPressがインストールされた環境が構築された状態から使うことになります。
ドメイン名は先に考えておく必要があります。サイトの xxxx.comの「xxxx」の部分です。ブログのテーマに合わせた英単語を組み合わた造語でも構いませんが、意外とすぐ浮かぶ名前はすでに取られている場合が多いです。
WordPressは、オープンソースのウェブサイト作成プラットフォームです。2003年にリリースされ、現在では世界中で広く利用されています。
WordPressは、PHPとMySQLをベースとしたコンテンツ管理システム(CMS)です。ユーザーは、WordPressのテーマやプラグインを使用して、ウェブサイトの外観や機能をカスタマイズすることができます。テーマは、ウェブサイトのデザインやレイアウトを定義するために使用され、プラグインは機能の追加や拡張を可能にします。
WordPressは非常に柔軟なプラットフォームであり、ブログから企業のウェブサイト、オンラインストアまでさまざまなタイプのウェブサイトを作成することができます。また、ユーザーがコンテンツを簡単に追加、編集、管理できるインターフェースを提供します。これにより、技術的な知識が限られている人でも、プロフェッショナルなウェブサイトを作成することができます。
総じて、WordPressは使いやすく柔軟なウェブサイト作成プラットフォームであり、個人から企業まで幅広いニーズに対応しています。
⑤GoogleアドセンスやASPに登録する
収益化のためには、GoogleアドセンスやASPに登録が必要です。
GoogleアドセンスやASPに登録することで、ブログに広告を貼ってクリックや申し込みが発生すると収益が発生します。
ASPに登録しないと広告は貼れませんので、まずは登録しましょう。
Googleアドセンスは、5記事ほど記事を書いてGoogleの審査を受ける必要があります。
そこまで難しくないです。
私が、審査を受けた時の記事レベルを紹介しています。審査後にリライトした記事もあるので文字数などは少し公開時とは変わっています。
国内で有名なASPを紹介しますので、一通り登録しておきましょう。
とりあえず、初心者は、A8.netともしもアフィリエイトに登録しておけばいいです。
A8.netは、サイトやブログ、SNSなどのメディアに広告を掲載した情報をもとに読者が広告を経由して商品を購入すると、成果報酬を受け取ることができるサービスを提供しています。ASP最大手です。
ユーザ登録は無料なのでASPに登録して、どういった商品があるか見てみることをオススメします。
以下のバナー広告をクリックするとA8.netの公式サイトで、審査なしで登録が行えます。
⑥記事を書いてアクセス分析しリライトする
ブログの記事は一度書いたら終わりではありません。
書いた記事はリライト(加筆・修正)することで、徐々に順位が上がるようになります。
Google Search Console や Google アナリティクスを見て、アクセスを分析して記事のリライトを行っていきます。
分析はある程度記事数が増えて、アクセスが増えてからですね。
1、2ヶ月以上ほぼアクセスはないので、数ヶ月は新規記事の作成に集中しましょう。
30記事ぐらい書かないと、どの記事がアクセスが多いとか少ないとか、分析するためのデータが集まりません。
ブログは長期戦
ブログは以下のような難しさがあり、どうしても長期戦になるので、脱落する人が多いのでしょう。
・コツコツ続けるしかない
・近道はない
・学ぶものが多い
逆に続かない人が多いので、継続できればチャンスがあります。9割が続かないと言われています。(私も12ヶ月目ぐらいで挫折しそうにになりました)
コツコツ続けるしかない
ブログは、1、2ヶ月記事を投稿しただけでは、Googleに評価されません。
この地道な作業をコツコツ継続できる人だけが生き残り、ブログで収益が可能になります。
継続が非常に重要です。
定期的に記事を書いて、過去に書いた記事をリライトすることで、収益化を実現できるようになります。
近道はない
ブログの収益化に近道はありません。(あったら教えて欲しいぐらい)
「初心者でもブログで1ヶ月で10万円稼ぐ方法」などは詐欺です。ブログ初心者を狙った「教えますよ」メールなど結構来ます。Twitterなどで「初心者ブログ始めました」とつぶやくと間違いなく、すり寄ってきます。
最近だとAIを使って記事を作成する方法もありますが、生成AIで作成した記事は、どこにでもあるような最大公約数のような記事なので検索上位には上がりません。
ただし、ChatGPTなどの生成系AIは、アイデア出しの使い方は非常に便利です。「この内容のブログタイトルを5個考えて」、「このブログタイトル『xxxx』で必要な情報を箇条書きで教えて」、「この記事のタイトルの導入文を5つ考えて」など
結局、ブログは地道な作業の積み重ねしかないですね。
学ぶものが多い
記事を書くだけではなく、WordPressの使い方、アクセス解析、キーワードの選定、セールスライティングなどいろいろ学ぶことが多いです。
しかし、たとえ収益化できなくても、この知識からいろいろ応用が利きます。
作業の流れは、他のSNS(YouTube、インスタ、Twitter)と同じで、ブログ自体がダメでも他のプラットフォームに移っても経験は役に立ちます。
また、仕事力の面でも、説明資料の作成力や人に説明するスキルなど仕事力が上がったと思います。
週1でブログ記事を書けば2年で100個記事作成することになり、さすがに100個も書けば何か変化はあるでしょう。
小さ目の技術報告書を毎週書いているようなものですからね。
最後に(収益化について)
以下の記事は、技術ブログで稼ぐイメージが沸かないエンジニアのために作成しました。
いろいろ伝えたくて、1万文字以上の記事になってしまいました。
https://relax-tech.net/it-engineer-blog-profit/
このブログサイトのPV数(アクセス数)などのデータをもとに稼ぎ方を紹介しています。
私が2年以上ブログをやってきて、100記事以上書いた体験談でもあります。
多くのITエンジニアがブログで情報発信して、いろいろな情報がWebから簡単に検索できればいいなと思います。
私も誰か知らない人が書いてくれたブログの情報で本業で日々救われています。