パソコン作業で毎日8時間以上マウスを使っていると少しの違和感がストレスになってきますよね。
私も3000円程度のマウスを使っていて、こんなものかと諦めていましたが、他のレビューで評価がよかったロジクールのMX Master3 を思い切って買いました。
1万円を超える高級マウスですが、使ってみたら違いはすぐに分かります。
ハードウェアの作りもよく、そのハードウェアを十分生かした専用のツールもよくできています。
・動かしたい所にマウスポインタがドンピシャで動く
・スクロールホイールが滑らか(カリカリ音がしない)
・サムホイールが意外と便利
・アプリごとにボタンのカスタマイズ可能
外観
手首や指に負担をかけないデザインになっていて、握り心地がいいです。
■付属品
・充電用のUSB-CケーブルとUSBワイヤレスレシーバー(Unifyingレシーバ)です。
・電力は電池ではなく、充電が必要なタイプです。1ヶ月は余裕で持ちます。
操作感
高速&滑らかなスクロールホイールの操作感
「MagSpeed電磁気スクロール」という機構を採用し、「1秒間に1000行のスクロール可能」と詳細されています。
・ウェブページのスクロール
・Excelで行数が多いファイルをスクロール
・プログラミングで、ソースをスクロール
滑らかにどんどん動くので、使い始めは慣れが必要です。
2、3日ほどで慣れました。
動かしたい所にマウスポインタがドンピシャで動く
4000dpiという高解像度でのトラッキング性能(センサーの感度)が高いです。
自分の手の動かしたいところにマウスポインタを移動できます。
マウスとして当たり前の機能ですが、使ってすぐ感度の良さを実感できます。
筆者は2台のディスプレイを利用し、左画面から右画面へ、右画面から左画面への移動やドラッグ&ドロップを使うので、精度が悪いマウスはストレスでした。
1日に何百回もマウス操作を行うので、微妙なズレで結構ストレスになります。
オンライン会議で、その場でPowerPointなどで図を編集しながら説明する機会が増えたこともあり、マウスの精度が悪くてもたつくことがあり非常にストレスでした。
Bluetooth接続とUSBワイヤレスレシーバー(Unifyingレシーバ)の2つの接続方式があります。
操作時の遅延や電池の消費量を考えると、Unifyingレシーバを使ったほうが快適です。
重さ
1つ前に使っていたロジクール M705m と重量を比較するとMX Master 3のほうが重いのですが、MX Master 3のほうが全体のバランスがよく、重たさを感じません。
・142g MX Master 3
・133g M7095(電池あり)
M705m も店頭で触ってみて購入したのですが、単3電池を2本入れる必要があり、購入後に意外と重いことに気が付きました。
1つのマウスで複数PCの接続が簡単
一番下が接続先の変更ボタンです。ペアリングしておくと、このボタンを押すだけで瞬時に接続先を変更できます。(ボタンを押すと 1, 2, 3 と切り替わります)
仕事用とプライベート用のPCは別のものを使っているので、この機能は非常にありがたい。
不要になった M705mのUnifyingレシーバを使って2台を切り替えています。
(これは意外と便利、Bluetooth接続は少し不安定なので)
Amazonで1000円ぐらいで購入も可能です。
Logicool Optionsによるボタンのカスタマイズ
Logicool Optionsをインストールして、アプリケーション固有の機能の割り当てが可能。
デフォルトでいくつかのアプリは設定済み。
欠点
・人によってはサイズが大きすぎる。
手が小さい人(特に女性)はビックカメラなどの量販店で触ってみて確認したほうがいいです。
興味のある人は、公式サイトやAmazonのレビューなどで確認ください。
logcool MX Master 3 公式サイト
まとめ
ロジクールのMX Master 3を紹介しました。
在宅勤務などでPC作業が増えた人、画像編集、動画編集などの細かい作業を行う人に適したマウスです。
1万円以上しますが、価格以上の価値があります。
2年以上使っていますが、何の問題ありません。
ただし、手が小さい人は店頭でサイズ感を確認したほうがいいです。