木製リストレスト(パームレスト)で、有名な2つ(FILCO、Faluber)の商品を使っているので紹介します。
もともとFILCOの以下の木製リストレストを自宅で使用していましたが、品薄状態で購入したいタイミングで品切れになっていたので、別のもの(Faluber)を会社で使っています。
FILCOはブランド名で、ダイヤテック株式会社という日本のメーカーが製造販売しています。
会社のマシンでも使いたくなったのでもう一つ追加で買いました。
テンキーレスのキーボードを利用しているので、記事で紹介する画像はテンキーレス・キーボードです。
フルキーボード用の場合は長さが長くなり、少し価格が上がります。
木製リストレストのサイズ、厚み
木製リストレストは高さ(厚み)があるので、薄いキーボードには合わない可能性があります。
以下の画像のようにメカニカル式キーボードや静電容量無接点方式キーボードは、キーボード自体に厚みがあるので、ぴったりフィットします。
以下の2つを比較します。色が濃いほうがFaluberです。
・Faluber 木製リストレスト ウォールナット 無垢材 天然木 Mサイズ
・FILCO ウッドリストレスト 北海道産天然木 Mサイズ
高さは1mmぐらいFILCOのほうが厚いが、使った感じでの差は感じない。
REALFORCEのテンキーレス・キーボードに並べた感じも同じ。
![](https://relax-tech.net/wp-content/uploads/2025/01/Rist-rest-realforce-1.jpg)
![](https://relax-tech.net/wp-content/uploads/2025/01/Rist-rest-realforce-2-1.jpg)
FILCOのキーボードにFILCO のリストレストを付けた感じ、同じ会社なので見かけもGood!
FILCOのキーボードにFILCOのリストレストを付けた時の情報は以下を参照ください。
https://relax-tech.net/pc-keyboard-raser-filco/
木製リストレストのメリット
安定した入力が可能
木製なので他の柔らかい素材のように手首が沈み込むことはなく、ブレなどなく安定した高さでタイピングできます。
触り心地が良い
木のサラサラとした温かみのある触り心地で、使用時は気持ちがいいです。
木なので固さはあるものの、長時間使っても手首が痛いと感じることはありません。
私はブログで大量に文字を入力することが多いのですが、メカニカル式キーボードや静電容量無接点方式キーボードと木製リストレストの組み合わせは快適です。
汚れが付きにくく、耐久も高い
クッション素材だと汗や皮脂が付いて汚れが目立つようになりますが、木製リストレストは汗や皮脂汚れが付きにくく、汚れによって見た目が悪くなりにくいです。
メンテナンスもたまにウェットティッシュで拭く程度です。
FILCOのリストレストを2020年10月から4年以上使っていますが、劣化は全然ありません。
木製リストレストのデメリット
値段が高め
高品質の木材を使用したリストレストは、プラスチック製やゴム製よりも価格が高い傾向にあります。
安くても3,000円前後で、他の安いパームレストと比べると高く感じてしまいます。
しかし、耐久性が高く、さまざまなメリットもあるので、長く使うことを考えればかなり安いと言えます。
5年以上は使えそうな感じです。
重さ
他の素材に比べて重い場合があり、持ち運びには不向きです。
硬さ
柔らかい素材(例: シリコンやジェル)と比べると硬いため、クッション性を重視する人には不向きな場合があります。
結局、FILCOとFaluber どっちがいい?
2つを使った感じは、ほとんど差はないですね。入れ替えて使っても気が付きません。
材質の違いで表面のツルツル感が違う程度です。
FILCOは材質の種類で価格差があります。
個人的にはFILCOは日本の会社で日本の木材を使っているので、日本のために「FILCO 北海道産天然木」をお勧めします。
難点は品切れがあり、買いたいタイミングで買えないことがあること。
・FILCO 北海道産天然木 3,000円前後
・FILCO アメリカンチェリー材 6,000円前後
・Faluber 3,000円前後